若手の弦楽四重奏団の育成を目的に年1回のオーディションを行い、1クァルテットに研修費を助成(総額350万円)します。


<推薦要項>

1.助成の趣旨
松尾学術振興財団は将来の発展が期待される若手の弦楽四重奏団に対して研究資金の助成を行い、我が国弦楽四重奏団の育成発展に寄与しようとするものであります。

2.助成対象
本格的に弦楽四重奏に取り組んでいる若手の弦楽四重奏団で、4人のメンバーの平均年齢が35歳までのグループとします。


3.助成金額と助成件数
助成期間を1年間とし、助成金額の上限は総額350万円とし、助成件数は1~2件程度とします。

4.助成期間
原則として、1年とします。

5.助成金の使途
研修のための費用であるならば特に使途の制約は致しませんが、助成決定の際に財団と協議の上定めます。

6.応募方法(推薦)
音楽界有識者の推薦によります。

7.推薦手続   
所定の申請書用紙に必要事項を記入の上、推薦者より当財団宛てに郵送願います。

8.推薦締切日
  令和6年12月20日(金)必着

9.選考方法
(1)第1次審査:書類選考(合否の通知は1月頃になります)
(2)第2次審査:オーディション
 日時 令和7年2月7日(金) 午後1時ごろ開始予定
 場所 OAG・ドイツ東洋文化研究協会ホール
     東京都港区赤坂7-5-56 (地図
     TEL:03-3582-7743

 課題曲は下記の通りです。
  A. すべてのハイドンの弦楽四重奏曲、またはモーツアルトの
    ハイドンセット k387以降の弦楽四重奏曲
  B. ベートーヴェンの弦楽四重奏曲op.18全曲、op.59全曲、op.74、op.95
  C. 20世紀に書かれた弦楽四重奏曲
    以上のA. B. C.から各1曲を選択し、計3曲を演奏します。
    注)2年連続でこのオーディションに参加するグループは、A. B. C.の
      すべてにおいて、前年度とは違う課題曲を選択してください。
      尚、前々年度以前に演奏した課題曲を再度選択することは可能です。

 選考は下記選考委員会で行います。


10.助成の決定
選考委員会の選考を経て当財団理事会において決定致します。

11.助成決定の通知
助成先が決定次第、推薦者と申請者に対して採否、助成金額、交付時期、その他を通知致します。

12.成果発表
後日、研修成果の発表演奏会(マツオ コンサート)を行う予定です。

音楽選考委員会>
選考委員長  原田 幸一郎
選考委員   澤 和樹
選考委員   大谷 康子
選考委員   山崎 伸子